- 2025年1月28日
電子書籍「和食文化ブックレット」シリーズのご紹介 その2
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 和食文化ブックレット10巻の概要を見てみましょう。 1.『和食とは何か』:熊倉功夫(国立民族学博物館名誉教授)・江原絢子(東京家政学院大学名誉教授)著では,「自然と異文化の融合」や「持続可能な資源の利用」「器と季節」「健康的な食生活」等、和食文 […]
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 和食文化ブックレット10巻の概要を見てみましょう。 1.『和食とは何か』:熊倉功夫(国立民族学博物館名誉教授)・江原絢子(東京家政学院大学名誉教授)著では,「自然と異文化の融合」や「持続可能な資源の利用」「器と季節」「健康的な食生活」等、和食文 […]
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 2013年に「和食 日本人の伝統的な食文化」は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)もより無形文化遺産に登録されました。登録された「和食 日本人の伝統的な食文化」とは、『南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化も […]
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 みそ汁がおいしい季節になりました。何の味噌がお好みですか?具材や気分によって、味噌を選んでいらっしゃいますか。いずれにせよ、みそ汁を飲むと心がほっとする方は多いのではないでしょうか。さて、みその続きをお話します。 みそについて初版の「日本食品標 […]
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 「塩」 と「しょうゆ」 を順にご紹介してきましたので、今回は、日本の伝統的な塩味の調味料の一つ、「みそ」について、塩、しょうゆとの関係やその魅力、四訂成分表までの収載食品の変遷を記載します。 1)「おむすび」から考える「塩」「しょうゆ」と比べた […]
隠し味はコクの増強物質!? 皆さんは、調理をするとき、料理をよりおいしくするために、主要な食材や調味料以外の材料を少量加えることがありませんか? このときの調味方法あるいは、加えた調味料や材料を「隠し味」といいます。 『広辞苑』には、「隠し味」とは「ある調味料を目立たない程度にごく少量加え、全体の味 […]
通常の殺菌法よりも高温で滅菌! 常温で長期保存できるロングライフ牛乳(LL牛乳)をご存じですか? 通常の牛乳は、開封前でも開封後でも10℃以下で冷蔵して保存する必要があります。それは、牛乳は栄養素が豊富であるため、有害菌による汚染が起こると短時間で増殖し、食中毒の原因となるからです。また、常温で長時 […]
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 しょうゆは、日本独自の調味料の1つです。しょうゆの原型は古代中国から伝わった「醤(ヂャン)」です。日本では「醤」と書き「ひしお」と読みました。これは、塩辛のような発酵食品で材料により「魚醤(うおびしお)」、「穀醤(こくびしお)」「肉醤(ししびし […]
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 日本人のナトリウム摂取量は、塩やしょうゆ、みそなどの調味料によるところが非常に大きく、かなりをそれらに依存しています。調味料売り場を改めて見てみると、これらの食品にはそれぞれナトリウムの少ない減塩タイプの製品があり、売り場面積が広がっていること […]
しょうゆの色は麹カビが作っている⁉ しょうゆは、日本の代表的な調味料で、味わいや色の異なるものがあり、多くの料理に使用されています。 しょうゆは、まず、大豆と小麦に微生物の麴(こうじ)カビ(種麴)を繁殖させて作ったしょうゆ麴を、原料となる米、小麦、大豆などの穀物に添加し、さらに食塩を加えて発酵・熟成 […]
渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長 能登半島地震により被害に遭われた皆さまへ、心からのお見舞いを申し上げます。そして、ご家族や大切な方々を亡くされた皆さまへ、謹んでお悔やみを申し上げます。 私も昭和36年の給食時間に新潟地震により被災しました。校内放送により饅頭状に隆起した校庭に […]